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D-ダイマーについて
2013 / 07 / 16 ( Tue )
D-ダイマーについて

人間は体のどこかで出血すると血小板が集まって固まり、さらにフィブリンがその隙間をうめて破れた血管をふさいで止血するという「止血のメカニズム」がある。
でも、この止血のためにできた血小板とフィブリンのかたまりをそのままにしておくとそれが血栓となってしまうため、次にこのかたまりを溶かす作用が働く。
これを「線溶現象(フィブリン溶解現象)」といい、そのときに出る物質を「FDP(フィブリン分解産物」という。
「D-ダイマー」とは、このFDPのひとつ。

血液検査項目の「FDP」「D-ダイマー」の値が高いということは「血栓を盛んに溶かしている」ことを示している。
つまり、値が高いほど体内に血栓がたくさん出来ていることを示している。
特に静脈血栓症の可能性が一番に考えられ、ほかにはがん、重度の感染症、妊娠中毒症などの病気も疑われる。

正常値は1.0μg/ml未満。

けんちゃんは先日の外来での血液検査で、このD-ダイマーの値が0.8だった。
上限に近い数値。
今回はこの検査の2週間前に巨大たんこぶができていたので、そのせいで「固める&溶かす」という働きが活発な状態が続いていたと考えられる。
もうひとつは、ワーファリンの効き具合を示すPT-INRの値が2.24と、ちょっと高かったこと。
(けんちゃんの場合の理想の値は1.8~2.0)
PT-INRが高いのは、出血傾向が強まっていることを示している。
一般的にはここで「ワーファリンの服用量を少し減らしてみましょうか」となるところ。(特に巨大たんこぶを作った直後だし)
でも!
主治医の I 医師は、過去のPT-INR値の推移とD-ダイマー値の推移をPC画面で見せてくれて
けんちゃんの場合、PT-INRが上昇するとD-ダイマーも必ず上昇するんです。
『出血傾向が強まるなら体のどこかで常に凝固・線溶現象が起きていてもおかしくないんだから当然でしょう』と考えがちだけど、実は不思議なことにワーファリンを飲んでいるフォンタンっ子は、このD-ダイマーの値が常に判で押したように0.5から動かない子が多いんです。
PT-INRが上昇してもD-ダイマーは常に一定というね。
それはつまり、本来持っているはずの出血を止めようとする治癒能力が損なわれているということ。
それに対し、けんちゃんのようにPT-INRが上昇したり、ちょっと大きなケガをしたときにきちんとD-ダイマーが上昇するというのは、自分で出血を止めようとする治癒能力が高いっていうことなんです。
だからこれはフォンタンっ子にしては上出来。
とってもいいことです


今まで特に気にしたこともなく、何か特別なことをやっていたりするわけでもないから、本当にたまたまけんちゃんがそういう体質なだけってことなんだろうけど、「とってもいいこと」と言われると、すごく褒めてもらった気がしてうれしいね(笑)

そういう自然治癒力がある子だから、ワーファリンの効き具合が多少強くても自力で止められるだろうということで、今回はワーファリンの量の変更はしないことになったというわけ。

ワーファリンコントロールは、単純にPT-INRの値だけで決めているのではなく、D-ダイマー値や、それまでの推移などをよく見ながら判断してくれているのだなと、またひとつ勉強になった。

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14 : 00 : 02 | 検査のこと | トラックバック(0) | コメント(8) | page top
肺血流シンチ検査
2010 / 10 / 02 ( Sat )
9月27日に肺血流シンチ検査を受けてきた。

「日帰り入院」の扱いで、今回の病棟は4S病棟。
たまには久しぶりに循環器の子が集まるハイケア病棟に入院したい気もするんだけど、相変わらず満床なのかしらね。
ただ、よその病棟だと個室に入れてもらえることが多くて、気兼ねなく過ごせるからまぁいいんだけど。

病棟へは12時に入って、検査開始が14時半~の予定。
病棟に入った後は検査終了後に目を覚ますまで飲食禁止ということで、お昼御飯のことを考慮して早めに家を出て11時過ぎには病院に到着し、パンを食べながら時間をつぶすことに。
そしたら外来に来ていたお友達にバッタリ会って、時間つぶしに付き合ってもらっちゃった♪
ありがとねー!!

肺血流シンチ検査は肺に集まる性質のある造影剤を流して肺の血流の分布を調べる検査で、2009年1月以来2回目。

前回は、その2ヶ月前に行ったフォンタン手術後の評価カテーテル検査で右肺動脈の肺に近い箇所に狭窄が見つかったために、肺の血流量の左右比を調べておいたほうがいいだろうということで検査してみたら、案の定、右肺:左肺が27%:73%というアンバランスであることがわかった。
けんちゃんは右胸心で心臓が通常とは逆の右側に傾いているから、心臓に押されている分、右肺の血流量が左肺より少ないのは当然なのだけど、それにしたってちょっとこれはアンバランスな数値。

アンバランスだと何が心配かというと
血流の少ない肺は機能が低下していくという悪循環を招く恐れがあることと、
フォンタン後に左右差が大きいと「肺動静脈瘻(はいどうじょうみゃくろう)」という肺動脈と肺静脈を直接つなぐいらん血管が出来るリスクが高まり、そのせいで酸素化されない血液ができてサチュレーションが落ちる恐れがあること。

けんちゃんは生後3週間で受けた1回目の手術後の予期せぬ右上大静脈閉鎖以降、右肺はずっとぐだぐだで、このときのシンチの結果を見ても右肺の上1/4ぐらいにはほとんど血が通っていない様子がわかった。
アンバランスの原因はそのこともあるけれど、それよりもおそらく肺動脈の狭窄が大きな原因だから、その狭窄している部分をバルーンで広げるか、それが無理なら外科的な処置(つまり手術)をして広げるかを検討しなければならないということで、肺動脈を詳しく検査するために胸部CT検査を受けたのが1年前。
そして「狭窄箇所が見当たらない」という結果に。
このとき主治医のY医師からは
「体の成長とともに幸いにして肺動脈も大きくなってきたということだと思います。だからこれで血流の左右差も改善されているかも。1年後をメドにもう一度シンチしてみましょう」
という説明を受けた。
これまでの経験上すっかり疑り深くなっている私が手放しで喜ばなかったのは言うまでもない。
そんな上手い話があってたまるかっ!と思っていた(笑)

そしてあっという間に1年たって、肺血流シンチの再検査。
検査前にY医師から
「前回と数値に変化がなければとりあえずよし。
もし悪化しているようならその原因を突き止めてどうにかしないといけない」という説明を受けた。
もし前回よりもさらに悪化していたら?
肺動脈は狭窄していないというし、もしその原因が突き止められなかったら?
根本的に肺がもうだめになっていると言われたら?
という不安がよぎる。
私の気持ちは完全に「来春の幼稚園入園に向けて」という方向に向いているのに、今回の結果が良くないものだったら、幼稚園にけんちゃんのことを「いまは状態が落ち着いていて問題ありません」と説明できなくなってしまうではないか!
検査中にRI室の前のベンチで待つ私はそんなことばかりを考えてとにかくブルーだった。

シンチ終了後、まだ鎮静剤で眠っている隙にエコーもやってこの日の検査は全て終了。
「次の外来の予約はどうしますか?結果が気になるなら早めに取ります?」とY医師に聞かれ
「結果は気になるけど、外来は2ヶ月後でいいですか?」と答えたら
「じゃあ、あさってには結果が出ていると思うので、電話ください。結果だけ先にお伝えしますので」と。
いつもわがまま言って申し訳ありません^^;

この日は雨が降っていたし、けんちゃんが完全に目を覚ますのを待っているうちにすっかり日が暮れてしまって、雨&夜&疲労困憊の帰りの車の運転は自分でもすごく怖かった(>_<)
そのストレスと疲れからか、翌日、私の顔の右頬あたりがピクピク痙攣しっぱなしだったし(-_-;)

結果が気になってそわそわしながら迎えた29日。
電話で聞いた結果は、右41%:左59%という耳を疑うほどの良いものだった。
Y医師が言っていたとおり、肺動脈の狭窄がなくなったことにより左右差も改善されていたらしい。

すごいすごい!すごいよけんちゃんっ!!
と小躍りしたくなる一方で、そんな上手い話が本当にあるんだろうか?とまだチラっと思っている私はどんだけひねくれているんだろう。
でもこの気持ちは保険というか自己防衛というか、もしこれから先また何かの問題にぶち当たった時に「ほらやっぱりね」と思うことでショックを抑えてくれる働きがあるような気がするから、まぁよしとする。

検査を頑張ったけんちゃんと、おばあちゃんと一緒に丸一日おりこうにお留守番してくれていた三男に感謝☆

03 : 34 : 43 | 検査のこと | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
CT・MRI・言語科受診
2009 / 09 / 07 ( Mon )

こちらが、やっと届いたお誕生日プレゼントのプラレール。
「オート踏切ステーション」です。
車がぐるぐる自動で走って、電車が来たら踏切の遮断機が下りて、通り過ぎたらまた車が走り出す、というやつ。
オートモードとマニュアルモードの切り替えもOK。
もう夢中すぎて、カメラをかまえて「こっち向いて!」と言っても聞こえていないほど(笑)
毎朝、起きるなり「線路をつないでくれ」とお兄ちゃんに催促しています。


さて、今日は日帰り検査入院の日。
週末に私のケータイに病院から着信が1件あったのだけど、ケータイをマナーモードにしてバッグに入れっぱなしにしていて着信に気づかず・・・。
家にはいたから自宅の電話にかけてきてくれたらよかったのに。
不在着信に気づいたあとはまたかかってくるかもしれないと気を付けていたんだけど、結局それっきりかかってこず。
病院からの電話は代表電話の番号でかかってくるから病院の誰がかけてきたかわからないので、こちらからあてずっぽうで電話するわけにもいかないし。
入院の確認は金曜日に事務のほうから電話があったし、産科も土曜日にわざわざかけてくるような緊急の用件はないはず。
となると、たぶん循環器のY医師からだよね?とは思ったんだけれど。

夫は「もし検査延期とか大事な電話なら1回っきりじゃなくてこっちが出るまでかけてくるはずだろ?」と言っていたけど、Y医師はねぇ・・・そういう大事な連絡を忘れちゃう人なのよう!
でも、カテーテル検査ならともかくCT検査やMRI検査での延期は考えにくいのと、お薬もあと1週間分しかないから検査が延期になったとしてもどっちみち今週中に病院に行かないといけないから、と自分に言い聞かせて一抹の不安を抱えながらもとりあえず予定通り自宅を出発。

本日の病棟は5W。
1月のシンチ(あのときは4Wだった)に続いてまたもやお初の病棟。
ハイケア病棟だったらお友達に会えたのに~!と残念だったけれど、5Wのお部屋が個室だったから、お腹の大きな私でも窮屈な思いをせずに広々ゆったりイスに座れたし、持参したDVDも周りに気兼ねなく見ることができてよかったかも♪
病棟に入ってすぐに点滴ルート確保。
画像のお顔を見たらわかるように泣きべそかいちゃったけどがんばりました。
今日のTシャツは「N700系新幹線」、ひまつぶし用に持参したプラレールは「E257系あずさ号」。これも両方とも3歳のお誕生日プレゼント。

循環器内科のO医師が来て「9時50分からMRIですから」と。
はぁっ?MRI??
主治医のY医師が書いたと思われる「検査依頼書」がチラっと見えて、そこには「言葉の発達に遅れがみられるためMRI検査をお願いします」というようなことが書いてあった。
それって・・・脳のMRIってこと?1月にもやったじゃん!
「今日は胸部の造影CTのはずでは?肺動脈の狭窄具合を調べるんですよね?」と言うと、O医師は「・・・ん?そうなんですか?ちょっとY先生に確認してみますね」と一旦部屋を出て行った。
担当看護師さんは「もうMRIの時間がせまっているのに、なにをいまさら」というかんじで、明らかにとまどっている様子。
母子手帳にはさんでおいた7月の外来でもらった今日の予約票を取り出して見てみたら、やっぱり「9月7日 CT検査 部位:胸部」となっている。
これを看護師さんに見せて「ほら。私はそのつもりで今日来たんですけど」と説明。
Y医師はけんちゃんの言葉の発達の遅ればかりを気にして、検査内容を胸部のCTから脳のMRIにすり替えてしまったのか?
土曜日の電話はこれに関することだったんだろうか?
とにかく今の私にとっては、けんちゃんの言葉のことよりも肺の血流の左右差のほうが気になるんだし、今日わざわざ来たからには脳のMRIをもう1回受けるのはかまわないけど胸部の造影CTも一緒にやってもらわないと困ります!!
万が一「今日はCT室の予約がいっぱいでできない」などと言われたら何て言ってやろうかと思いながら待っていたら、Y医師本人がやって来て「MRIに続いてCTも撮れそうなんで一緒にやっちゃいましょう」ということで一安心。
これ以上この件に関して追及するのはやめておくことにした。

午前中のうちに両方撮り終えて、あとは目を覚まして飲食しても問題なさそうで排尿が確認できたら点滴をはずして午後から言語科受診という予定。

久しぶりにサチュレーションモニターを長時間付けていたけど、寝ているときはサチュ98~100%・脈が80前後、起きて動いているときはサチュ95~98%・脈110前後というかんじだった。

目を覚まして普通にお昼はんを食べて、パッチリ目が覚めてきた13時半から言語聴覚室で言語科のN医師の発達テストを受診。
まず聴力を確認するとのことで、聴力検査室へ。
ここがけんちゃんにとっては、たまらなく楽しい空間だった。
だって、その検査用の機械(?)がトーマスなんだもの!
「ピーッ」という音が鳴っている間にボタンを押すとトーマスが走り出して、ハロルドのプロペラと風車が回転するという仕掛けになっていて、最初はその意味がイマイチわからずにひたすらボタンをたたきまくっていたけんちゃんだったけど(笑)終盤でようやく理解できたらしく、最後はとても上手にできた。
結果、聴力は全く問題ナシ。

発達テストのほうは、今年の5月に区の保健センターで受けた発達相談とほとんど同じ内容だった。
あれから4ヶ月弱たつけど、あのときよりも今日のほうが全て上手にできていた。
積み木を同じ形に積み上げるのも難なくこなしていたし、線や丸も力強く上手に書けるようになってきた。
遅いなりに成長しているんだなーと感心。
ただ、色と大きさは相変わらず全滅^^;
大小の違いは以前おにぎりの画像で紹介したように家でもやっているし、色もプラレールで遊んでいるときに意識して「黄色の橋脚持ってきて」とか「緑の電車持ってきて」と言っているんだけど、まだまだかー。

N言語聴覚士からは
・言葉は難しいものではなく平易なものでいいから、どんどんいろんなことを語りかけること
・言葉を理解する能力はあるから頭の中の語彙が増えればいずれ発語もともなってくるはず
・絵本をたくさん読み聞かせるのも効果的
・大小の概念を教えるのは、言葉だけではなくジェスチャーもくわえて大げさなぐらい表現してあげるとわかりやすい
・色を教えるのは難しいけれど、繰り返しやっていくしかない
というアドバイスをもらった。

今後は3ヶ月おきぐらいを目安に他科の受診とあわせて言葉の発達をフォローしていきましょうということに。
結局まんまと言語科を定期的に受診することになってしまったが、ま、仕方ないか。
次回は12月頃に、ということで終了。
次は赤ちゃんも一緒かな?
こっちでフォローしてもらうんだったら、来年の3月に予約している保健センターのほうの発達相談はもうキャンセルだな。

言語科受診のあと循環器Y医師が病室に。
今日の検査の結果は次回の外来のときに詳しく聞く予定。
新型インフルエンザのことに関してこちらから質問した。
もしきょうだいが感染した場合には、予防のためにけんちゃんにもタミフルを飲ませたほうがいいか?
と聞いたら
けんちゃんは大丈夫じゃないですか?
あの「慢性心疾患」っていうのは根治手術待機中の子とか、心不全の強い子とか、感染症に弱い子のことを指していて、けんちゃんみたいに風邪もめったにひかないぐらい状態のいい元気な子は当てはまりませんよ。
だから、予防の意味でタミフルを飲ませる必要もないと思う。
本人が感染してから対処すればいいはず。

とのこと。
ほんとにぃ~!?
なんかY医師の口ぶりからすると、けんちゃんはここの病院じゃ新型インフルのワクチンの優先順位もかなーり低いかんじなんじゃ・・・。ヘタすると打ってもらえないかも。
次回の10月の外来の頃にはワクチンの方針がもっと具体的に決まっているだろうし、接種も始まっているかもしれないから、このことはまた次回の外来で聞いてみよう。

というわけで、1日入院は無事終了。お疲れさま!

毎年恒例となった、フェルトケーキのリニューアル。
今年はデコレーションを一旦全部ほどいてはずして、また縫い付けし直したんだけど、そのわりに去年とあまり変わらないような・・・^^;
今日の入院の待ち時間で完成。
おまけにもう1個作った♪
来年からはロウソクを付け替えるだけで、仲間をどんどん増やしていくかも。

最後まで長い日記にお付き合いくださったみなさま、ありがとう!
23 : 50 : 11 | 検査のこと | トラックバック(0) | コメント(6) | page top
日帰り検査入院
2009 / 01 / 20 ( Tue )
2歳4ヶ月 フォンタン手術後10ヶ月

もうそれは聞き飽きた!と思われるかもしれないが、今日もまたけんちゃんの「晴れ男伝説」に新たな1ページが加わった。
昨晩は「夜遅くに降り出した雨が午前中まで残るだろう」という予報だったのが、朝起きたら雨はすでにやんでいて、家を出た8時半頃には青空に♪
すごいなぁ、けんちゃん(笑)

病院に着いてまず向かったのが図書室。
前回の外来のときに立ち寄った「外来図書室」ではなく、本当の図書室というかもっと大きい図書室というか、そういうのが古~い管理棟の4階にあるのです。
読みたい論文があって、その医学雑誌が図書室にあるかどうか司書さんに確認してもらったら、あるとのことで出してきてもらってコピーをとった。
ひとつは
『フォンタン術後の子どもを持つ母親の不安とニーズ』(吉川彰二)
もうひとつは
『フォンタン型手術後の子どもの「生活機能」の検討』(吉川彰二)
検査までの待ち時間に病棟で読んだ。
詳しくはまた次回の記事で。
病院の図書室、診察室からずいぶん離れたところにあるから今まで利用することがなかったのだけど、実はものすごく使えるかもしれないと今更気づいた私。

さて、今回入院した病棟は初めての病棟!
いつもは主に心臓外科系と脳外科系の子が集まるハイケア病棟に入院しているんだけど、この時期は満床のことが多くて日帰り入院程度だとほかの病棟になるかも・・・と思っていたらやはり。
金曜日に病院の事務から最終確認の電話があって「4W病棟です」と言われたときに、ん?4Wって大きな子(「乳幼児」ではなく6歳以上ぐいらの「児童」)が集まる病棟じゃなかったっけ?と思いつつ、入院受付でも「病棟は4Wです」と言われたから行ってみたら、入院患者さんはやっぱり大きな子ばっかり。
ここしか空いてなかったのかなぁ?
看護師さんが「2歳?ほんとだ!小さいねー♪」と代わる代わる「2歳!?」と言いながらわざわざけんちゃんの顔を見にやって来たということは、この病棟にまだ赤ちゃんっけが抜けきらない子が入院してくるのは珍しかったのだろうね。
身長計も立ってはかるものしか置いてなくて、しかも100センチ以上じゃないと無理とのことで、結局寝かせてベッドの柵に頭をくっつけてメジャーではからねばならなかったし^^;
ハイケア病棟のように各ベッドにサチュレーションモニターがあるわけではないので、静かでのんびりムードの病棟だった。

カテのときにもお世話になった循環器内科のS医師に点滴ルートを確保してもらった。
S医師がけんちゃんが左利きなのを覚えていてくれていたのかそれともたまたまなのかはわからないが、点滴が右手の甲だったので持参したバスのおもちゃで遊んだり、同じく持参したけんちゃんの愛読誌『鉄道ジャーナル』のページめくりを利き手の左手で行えて助かった。

13:30から脳のMRI。
これは発語があまりにも遅いから一度やっておいたほうがいいだろうと主治医のY医師にすすめられて行うことになった検査。
けんちゃんはこれまでに3回手術を受けていてそのうちの2回で人工心肺を使用しているし、フォンタンまでの間は酸素をしていたとはいえ低酸素の状態が長かった。
そういったことが脳にダメージを与えている可能性がゼロではなく、そのせいで言葉が出ないのではないかと、Y医師はそれを心配してくれていたのだ。

MRIが終わってすぐにお隣のRI室で肺血流シンチ。
これは、腕の静脈からTc-MAA(テクネシウム-大凝集アルブミン)というRI(ラジオアイソトープ 放射性同位元素)を注入し、そのTc-MAAが肺の血管に集まるという特性を利用して肺動脈の血流分布を確認する検査。
これは前回のカテで右肺動脈に狭窄している部分があったのでとりあえずやっておこうとなった検査。
おそらく今回の結果ですぐに何か処置(たとえばバルーンで狭窄箇所を拡げるとか)をしないといけないというようなことにはならないはず。
(もちろん、左右の肺動脈の血流分布が極端にアンバランスだったら何かしないといけないのかもしれないけれど)
今後狭窄が進行した場合にそれを数値で客観的に比較するための目安とするのが今回の目的。

2つの検査を終えて病棟に戻りながらS医師から
「脳に関しては、私がパッと見たかんじだと月齢相当の何も問題なさそうな脳に見えましたよ。脳が萎縮しているとか、血流がない部分があるとかってことはないと思います。
シンチのほうも計算はこれからですけど、左右でそんなに差はないように見えました。
今すぐにでもお知らせして処置しないといけないような箇所は見当たりませんでした。詳しくは次回の外来のときにY先生から説明があると思います」
と聞いた。
ちょっとホッ。

検査後すぐに目を覚ましたけんちゃん。
鎮静剤を使用したからまだぐにゃぐにゃで、起き上がろうとしてもひっくり返っちゃう状態だったのだけど、ここで寝かしちゃうとグッスリ眠って夜まで帰れなくなりそうだったから、お茶を飲ませて菓子パンを見せたら飛びついたけんちゃん。
お昼ごはんがおあずけだったから相当おなかが空いていたらしく、寝転がったままあっという間にパンを2つ食べた。
S医師がその様子を見て「もう大丈夫ね♪」とのことで、あっさり退院許可がおりた。
点滴を抜いてもらって着替えて、予定よりもうんと早い15時過ぎに退院!やった!!

ところで、今回の肺血流検査で使用したRIという造影剤なのだけど、退院する際に看護師さんに「丸1日はオムツを1個1個しっかりビニール袋でくるんで捨ててください。排出された造影剤がオムツから漏れ出すといけないので」と言われた。
「漏れ出すと危険なんですか?」
「まぁ危険ってほどではないんですが、造影剤の中に微量の放射性物質が含まれているので一応」
「ガ━(゚Д゚;)━ン! そんなもん、体の中に注入しちゃって大丈夫なんですか!?」
「大丈夫ですよ、RIはすぐに効果がなくなるし尿から排出されやすいので安全です」

けんちゃんは生まれからこれまでレントゲンも撮りまくっているし、こういう検査も受けなくてはならないし、仕方のないこととはいえなんだかねぇ・・・
もっとちゃんとあらかじめS医師に検査の説明を聞いておけばよかったなぁ。
もちろん事前に説明を受けて知っていても検査を拒否するようなことはなかっただろうけど。
今日入院したときに「検査の同意書」っていうのに署名したんだけど、
「まだ検査方法の詳しい説明を受けていませんが?」と事務の人に言ったら「あとから先生からあると思うのでとりあえず先に書いて提出してください」と言われ、言われるがままに書いて提出し、いつ説明してくれるんだ?誰から?S先生?Y先生?なんて思っているうちに検査室に行って検査が始まって、結局詳しい説明が一切なかった。
事前にネットでどんな検査か調べていたこともあって、「どんな検査なのかまだ聞いていない」ときちんと言わなかった私も悪いんだろうけど。
うちが肺血流シンチ検査が初めてだってこと、知らなかったのかなぁ?
それともみんな個別に説明なんてしてもらっていない検査なんだろうか?
次は先に提出しろと言われても「聞いてからにします」と言って絶対渡してやんないぞ。

4W病棟を出たあと、いつものハイケア病棟へ。
またぽっぽくんのお父様にお会いして話していたら、けんちゃんがフォンタン手術を受けたときに同じ病室だったMくんママに再会!そして明日フォンタンを受ける予定のYくんママにも遭遇!
あぁ、今日もしハイケアに入院していたら、さぞや楽しかっただろうなぁ・・・って、何しに病院行ってるんだか(笑)
みなさんに注目されて恥ずかしくなったけんちゃんが「もう帰ろーぜ!」ってかんじで暴れ始めたので、さよならして帰ってきました。

けんちゃんお疲れさまでした♪

00 : 17 : 50 | 検査のこと | トラックバック(0) | コメント(14) | page top
カテ入院3日目 退院
2008 / 11 / 27 ( Thu )

検査当日、朝のけんちゃん。
テレビで「のりスタ」のトーマスを見てゴキゲンな様子。
酸素生活最後のテープは、ウナギイヌ(知ってる?)のスタンプでした(笑)
検査後。
右足を固定されているため、不自然な体勢で寝ているけんちゃん。

今日は朝9時に病棟へお迎えに。
朝ごはんはとてもキゲンよく、たくさん食べていたらしい。
カテーテルを入れた右ソケイ部の消毒の仕方を教わって(といっても、カテはもう3回目なので「御存知ですよね?」「えぇ」だけ^^;)
次回の外来の予約票とお薬をもらって退院♪

のはずだったんだけど、もうひとつやり残したことが。
そう、脳のMRI。
今回のカテーテル検査をメインで行ってくれた(主治医のY医師は横で見ていただけだったらしい)循環器内科のS医師が「MRIのデイ入院も私が担当になります♪」ってことで、S医師といつMRIを行うか相談して12月15日に決定。
S医師から「そのときに一緒に、肺血流シンチもやりましょう」と言われた。
今まで肺シンチをやろうと言われたことがなくて、このカテ後のタイミングで言われたということは、右肺動脈の狭い部分がやはり気になるということなのだろう。
フォンタン循環は、左右の肺に均等に血が流れるのが理想的。
その血流分布を調べる検査が「肺血流シンチ」。
もし肺への血流が極端にアンバランスだったりしたら・・・何らかの処置が必要なんだろうか?

そんなわけで、循環器内科の外来自体は来年1月6日なんだけど、12月5日には外科T医師のプロテクター外来、15日は脳MRIと肺血流シンチのための日帰り入院。
そのあとたぶん、神経内科も最低1回は受診することになるはず。。。
まだまだ、病院の常連だわ~(;´▽`)=з

病棟を出た後、お約束していたハルくん(フォンタンの先輩)に会いに眼科の外来へ。
ハルくん&ママもメールでやり取りしているだけでお会いするのは初めてだったんだけど、とっても楽しかったな~。
次は病院以外の場所でお会いしましょうねと約束してお別れしました。

今回の入院は出会いがたくさんあって、とても有意義でした☆
18 : 46 : 13 | 検査のこと | トラックバック(0) | コメント(22) | page top
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