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妊娠31週3日(入院5日目)
2006 / 07 / 28 ( Fri )
いよいよ赤ちゃんの病気と今後の治療方針について医師から説明を聞く日がやってきた。

この病院は、重要な話を聞くときには必ず夫婦揃ってというきまりがある。(シングルマザーや死別などのやむをえない場合を除いて)
「アブダビに赴任していた御主人が、説明を聞くためだけに戻ってきて、説明を聞いたあとすぐにとんぼ返りした」という伝説が、産科の入院患者の中で語り継がれていたりもする(笑)

私たちよりも先の時間帯で説明を聞いた同室のMさんが、部屋に戻ってきたあとカーテンを閉めたまま泣いている様子だった。
もしかしたら、私も数時間後にはMさんのように泣いているかも・・・と想像するだけで涙ぐんでしまった。

仕事を早めに切り上げた夫が15時過ぎに病院に到着して、産科の主治医S医師と新生児科のK医師の説明が始まったのが16時。
母体(私)のほうには何も問題なし。
お腹の赤ちゃんもエコーによる所見では心臓以外の異常は見られないとのことだった。

赤ちゃんの病気は、
右胸心・単心室・単心房・肺動脈閉鎖・
共通房室弁・左上大静脈遺残

あと多脾症候群無脾症候群のどちらかの可能性があるとのことだった。
(各病気の詳しい解説は→ここをクリック!

最低でも3回の手術が必要とのこと。
手術の難易度を高めてしまう弁逆流などの要素は今のところ見られないとのことだった。
この3回の手術を無事乗り越えてくれれば、あとは定期的な「メンテナンス」だけで日常生活を送れるようになる。
マラソンなどの激しいスポーツは出来ないけれど。

決して軽い病気ではない。
むしろ深刻な重症心疾患だけれど、「心臓移植しかない」とか「今の医学をもってしても救命不可能」とか言われない限り、どんな病気でもそれでよし、と思っていたので、変な表現かもしれないけれど正直ホッとした。


説明が全て終わったのが17時過ぎ。
夫は、病院に来る前に寄ったという身代わり不動尊の安産祈願のお札を置いて帰った。
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17 : 15 : 13 | 妊娠中のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
妊娠31週2日(入院4日目)
2006 / 07 / 27 ( Thu )
病院のベッドでごろごろしてばかりいるので便秘になってしまった。
看護師さんにそのことを相談したら、重質酸化マグネシウムをくれた。
腸内に水分を集めて便をやわらかく、かつ、かさを増やして便秘を改善する作用があるとのことで、この病院では略して「カマ」と呼ばれている。
「もしこれで効き目がなかったら、ラキソベロン(下剤)もあるから言ってね」と言われたが、ラキソベロンは以前服用した経験があり、その効果のすごさを知っていたので、できればカマが効いてくれることを祈った。

午後、赤ちゃんの脳エコーをやった。
医師が終始無言で、脳の血流を見たり、脳の隙間の大きさを測ったり。
脳には何も問題ないだろうと思っていても、何だか不安になる。
「結果は主治医の先生に言っておきますから」とだけ言われて、尚更気になって仕方がない。
重症心疾患の上に脳にまで異常があったらどうしよう・・・

今日からNSTを朝夕2回行うことになった。
1日2回やっているうちは退院できないとのことで、退院は延期となってしまった(涙)

赤ちゃんの推定体重は1400グラム。
15 : 40 : 52 | 妊娠中のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
妊娠31週1日(入院3日目)
2006 / 07 / 26 ( Wed )
私自身が糖尿病でないかどうかを判定するために、早朝から糖負荷検査を行った。

午前中に新生児科K医師のエコー。
栃木の病院から見学に来たという医師も同席した。
その医師が、エコー画像を見ながら
「心内膜床欠損と肺動脈の狭窄か閉鎖がありますね」と言った。
K医師は一瞬「しまった・・・」という顔をした。

というのも、この病院では、検査が全て終了した時点で夫婦揃って医師の説明を受けるまでは、病状の説明は一切しないことになっているからだ。
それぞれの患者の病状と治療方針は、産科の医師全員と新生児科の医師が連携して話し合いを重ねて決定することになっていて、ひとりの医師の判断だけで不用意に病名を口にしてはいけないし、患者の前で医師同士が話さないといけない状況のときは専門用語でなるべくわからないようにというのがきまりらしい。

「えーっと、前の病院では赤ちゃんの心臓のことについて、何て聞きました?^^;」とK医師。
「『かなり重い部類の心臓病』と聞いただけで、具体的な病名までは聞いていません」と答えながら、頭の中では
「そうか・・・やっぱり心臓の中の壁がないのか。S医師は『見えにくい』ってちらっと言っていたけど、見えにくいどころか、全然無いんじゃん!肺動脈の狭窄?閉鎖?なんだそりゃ!?ダンナにメールして調べてもらわないと・・・」と考えていた。

朝のNSTでまた脈の乱れがあったので、お昼過ぎにまたNST。
K医師のエコーが1時間半にもおよぶ長いものだったので、その疲れがあったのか、NSTの最中にうっかり寝てしまった。
肩をたたかれて目を開けると
「大丈夫!?」と心配そうに私をのぞきこむS医師と、その横で慌てた様子で酸素チューブを袋から取り出す看護師さんの姿がΣ( ̄□ ̄;)

NSTの最中に姿勢を変えると、それを「腹筋計」のほうが「おなかの張り」ととらえてしまい、実際にはおなかが張っていなくても波形に大きな山ができてしまうようになっている。
そして、NSTのモニターはナースステーションのほうにも映し出されるようになっていて、波形に異常があるとアラームが鳴るようになっている。
私は、自分が何度か寝返りをうったことにすら気づかないぐらいに熟睡していて、波形がめちゃめちゃになっているのに気づいた看護師と医師が様子を見に来たときに、私がまるで失神しているかのように見えたので尚更慌てたらしい^^;

ということで、夜にもう一度NSTをするハメになった( ̄▽ ̄;)
S医師からは「金曜日に退院させてあげられないかも」と言われてショック。
うかつにも寝入ってしまった自分をうらめしく思った。

なんだか忙しい1日でとても疲れた。
18 : 20 : 28 | 妊娠中のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
妊娠31週0日(入院2日目)
2006 / 07 / 25 ( Tue )
この病院の産科病棟では、朝必ずNSTを40分間することになっている。
この日の朝のNSTで、おなかが張った後、赤ちゃんの心拍数が急落して30秒間ほど不安定になったため、午後に再度NSTを行った。

この日の検査は、私の心電図検査と胸部X線撮影。
18 : 05 : 20 | 妊娠中のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
妊娠30週(入院1日目)
2006 / 07 / 24 ( Mon )
検査入院初日。
朝8時半に家を出て夫と一緒に病院へ。

病室に案内され、パジャマに着替えた後夫婦で先生と面談。
初診のときに担当してもらったS医師がそのまま私の主治医となった。
面談のあと夫は仕事に向かい、私はさっそく病室のベッドでNSTと採血をした。

病室は4人部屋。
同部屋の人に「検査入院?」と聞かれ「5日間の検査入院って聞いています。赤ちゃんが心臓病だから」と答えた。
「心臓病」と言ったときに、声が震えたのが自分でもわかった。
ひとりは胎児発育遅延、あとのふたりは羊水過多で入院しているとのことだった。

夕食後に、「胎児エコー診断のエキスパート」と言われている新生児科のK医師のエコー。
(このときはまだ知らなかったが、このK医師、この分野ではかなり有名な医師らしい)
「今日は赤ちゃんがうつぶせで見にくいから、続きはまた今度ね」ということで、30分程度で終了。

夜中、何度も目が覚めた。
16 : 46 : 23 | 妊娠中のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
妊娠29週
2006 / 07 / 13 ( Thu )
県立のこども病院へ。
この病院は、完全予約制、しかも初診は他病院の紹介状がなければ受診できない仕組みになっている。

産科の初診は1日2名までということなので、それだけ時間をかけて診てもらえるということ、そして、この病院を紹介される妊婦はそれだけ大きな問題を抱えている人ばかりということ。

血圧・体重の計測と尿検査のあと診察室へ。
どういう経緯でこの病院を紹介されたのか説明を求められたので、25週以降のことを一から説明した。
その後、かなり時間をかけてエコー。
「たしかに心臓が右にあるのと、それ以外にも心臓に病気がありそうです。心臓の壁が見えにくいかな」と言われた。

詳しい検査が必要で、外来では限界があるといということで、検査入院が決定。
出産もこの病院ですることとなった。

最後に採血をして、お会計を済ませて終了。
予約が9時からで、全て終わって病院を出たのが11時半ぐらいだった。

病院はどの科も、こどもの患者でごった返していた。
お腹の赤ちゃんは、生まれてからもずっとこの病院に通うことになるのだろうか。
大変そうだな~(;´▽`)=з と思った。
15 : 37 : 14 | 妊娠中のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
妊娠28週
2006 / 07 / 07 ( Fri )
25週で「心臓病かも」と言われて以来、そのことばかりを考えて、お兄ちゃんの幼稚園の忘れ物が多くなった。
持たせるべき物を持たせ忘れたり、お迎えの時間を間違えたり・・・
この日の検査で「ほかに何も異常なし」と言ってもらって、またもとの生活に戻れることを願っていたし、そう信じていた。

再び大学病院へ。
エコーの前に40分間NST(ノンストレステスト)を行った。
すると、赤ちゃんの心拍数が下は90、上は150と乱高下していて、
「上の2人の子のときは、NSTでこんなことなかったよね・・・?」と不安がよぎる。
(NSTでの胎児の心拍数の正常範囲は120~160)

NST終了後、心エコー。
赤ちゃんの心臓を拡大していろいろな角度から見ていた先生が、首をかしげて溜息をついた。
そして「これは複雑な奇形があるね~」と言った。
私は仰向けに寝ているベッドの上で、下半身の血の気が引くのを感じていた。

「具体的にはどういうことですか?」と聞くと
「普通の人の心臓とはずいぶん違うし、かなり重い心臓病だと思う。
でも、心臓が右胸にあって普通の人と逆だからよくわからない。
ポンプとしての機能はきちんと果たしていて、全身の血の巡りは悪くないかな。むしろお母さんの血の巡りのほうが悪いけど?」
と言われた。
こんな話を聞かされたら誰だって血の巡りが悪くなるんじゃないだろうか・・・( ̄▽ ̄;)

より専門の医師にみてもらったほうがいいとのことで、
県立のこども病院を紹介された。

それならどうして前回は「たいしたことない」というような口調だったんだろう?
本当にわからなかったんだろうか。
あのときもっとよく見てくれればよかったのに。
ぬか喜びした私たちがバカみたいじゃないか・・・という失望感。
(これはあとからわかったことだけれど、完全内臓逆位を伴わない単独の右胸心の場合、
ほぼ100%の確率で複雑心奇形があるらしい。
胎児エコーを専門分野とするこの医師がそれを知らなかったんだろうか・・・?)


夫から携帯に何度か着信があったが、院内にいた間ずっと電源をOFFにしていたので気づかなかった。
帰宅してからようやく連絡がついた。
「あまり良くなかったよ」「そうか、わかった。これから帰るから」とだけ言葉を交わした。

14 : 46 : 47 | 妊娠中のこと | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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