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フォンタン手術(心外導管法)の血管吻合方法について
2008 / 03 / 23 ( Sun )
以前、フォンタン手術の術前説明の記事で予告していた、下大静脈と人工血管をどうつなげるのかについて、詳しく説明しておきます。

御安心を。
今度は私の直筆ではなく、パソコンで図を作りましたので。ふふふっ。

よく心疾患の本などで図説されているフォンタン手術の絵は、このように人工血管と下大静脈が同じ太さで描かれている。
これは大人の場合で、現在のようにフォンタン手術を低年齢で行う場合には

人工血管は「大人サイズ」、下大静脈は「子供サイズ」というミスマッチが発生する。
けんちゃんの場合だと、人工血管は18ミリ、下大静脈は10ミリ。
とても普通につなげる状況ではない。

じゃあどうするかというと、こちらは下大静脈を拡大した図。
人工血管との吻合部分を斜めに切り、さらに縦に切り込みを入れる。

その切り口を広げると、通常の血管の直径よりもずいぶんと広がることになる。
さらに、ヒトの血管は伸縮性があるから、人工血管にあわせて引っ張って伸ばして

フォンタン手術直後の吻合部は、
実際はこんなかんじになるんだそうです。
すばらしいっ!


執刀医のA医師に「太さがずいぶん違うのに縫えるんですか?」と聞いたら
A医師は「えぇ、つなげられちゃうんです。どうやって?と思うでしょう?ふふっ」と笑って教えてくれました。

これはあくまで、けんちゃんのフォンタン手術の場合の方法です。
疾患や血管の太さ、執刀医の好みによって方法が異なるかもしれないということを御承知置きください。


↓ちなみにこちらが、けんちゃんの手術で使用した人工血管


細いほうが3mmで1回目のBTシャント手術の際に使用(現在は離断)
太いほうが18mmでフォンタン手術に使用。これから先、一生お世話になる予定。



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