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造影CT検査について
2006 / 09 / 10 ( Sun )
9月5日の新生児科の医師からの説明の際に、造影CT検査の説明を受け、同意書を渡されました。

造影CT検査」とは、血管や臓器の様子がよく見えるように静脈に造影剤を注入してX線撮影を行う検査のこと。
造影剤はヨード製剤です。

【造影剤の副作用】
・胸や喉が熱く感じられる不快症状(これは生理的現象で心配する必要なない)
・皮膚のかゆみ、吐き気、嘔吐の症状が2~3%の頻度で起こる
・血圧低下、意識障害、呼吸困難、不整脈、けいれん、腎不全など、重篤なアレルギー症状が出て治療が必要なケース。頻度は0.1%以下
・ごくまれに死亡するケースもある(25万検査に1件)
(重篤な副作用は造影剤注入開始から5分以内におこることが最も多い)

【検査の流れ】
ミルクは検査の3時間前までに飲ませ、検査までは何も与えない
鎮静剤を投与して眠った状態で行う
左手の甲から造影剤を注入
所要時間は20~30分程度
検査終了後、30分間心電図をとる
検査の翌日か翌々日に結果について説明する

予定されているBTシャント手術は、血管同士を人工血管でつなぐ手術のため、心臓の周りの血管の様子を把握しておく上で術前にこの検査をぜひやっておきたいとのことでした。

「強制ではないので、どうしてもやりたくなければそれでも結構です。ただ、いざ手術のときにエコーで確認していたのと血管の位置や状態がちがうことがあって、手術が満足にできない場合があります」
「ごくまれに死亡するケースも確かにあるんですが、例えるなら飛行機に乗るようなものです。飛行機はとても便利で、誰でも利用するものではあるけれども、まれに事故が起きてしまうことがある。そのように考えてください」
と言われました。

手術をより確実なものにするために必要な検査、と言われたらもう、それをかたくなに拒否する理由がない。
同意書は受け取った翌日にサインをして提出しました。

NICUの新生児科の医師が行った検査は、造影剤が皮下に漏れて失敗に終わりました。
その後、循環器内科の医師にやってもらい無事成功しましたが、できれば1回で済ませて欲しかったな~と、残念というか失望したというか・・・。



<造影CTに関する基礎知識>
CT(コンピューター断層撮影)には「単純CT」と「造影CT」の2種類がある。
「単純CT」とは、造影剤を使用しない一般的な人体断面撮影
「造影CT」は造影剤を投与して行う。
造影剤の効果で病変部位と正常組織とのコントラストが強調されて病巣をより明確に検出するため、あるいは病変部の血行動態を把握するために行われる。

日本放射線医学会の「放射線診療事故防止のための指針」に以下のような注意点が明記されている
・造影適応のない患者には造影剤を投与しなこと
・緊急事態に備えて院内に緊急応援体制を構築すること
・緊急事態に使用する薬品・医療器具を救急カートに整備し、動作の確認を定期的に行うこと
・ヨードテスト(事前に造影剤を少量投与し副作用の有無を判定するテスト)を行ってはならない(本テストによって過敏反応を予知することはできない)
・造影剤投与前に必ず喘息の既往、アレルギー、造影剤使用歴と副作用の有無について問診すること
・造影剤は腎毒性があるので検査前に腎機能をチェックすること
・患者に造影剤の副作用を具体的に説明し、これに該当する症状が現れたときには直ちに伝えるように話すこと
・静脈確保後、造影検査開始前に少量(1mlほど)の造影剤を注入し、漏れのないこと、副作用のないことを確認する
・造影剤注入開始から撮影直前まで患者の傍らで観察すること
・造影剤の血管外漏出に十分注意すること
・検査中は時々患者に呼びかけ、状態を確認すること
・ショック等の重篤な副作用を認めたら直ちに必要な処置を開始し部門内と院内に応援を要請すること
・検査終了後は副作用がなことを確認してから抜針する
・遅延性副作用(検査終了後数時間~数日後におこる副作用)もあるので、患者に説明し異常があれば連絡するように伝えること



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